2021-8-19 法話「何気ない日常生活が送れるありがたさ」
対象:年長、小学生、中学生、一般
2021年8月14日(土)〜15日(日)は、福岡県(久留米市)で第15回少林寺拳法全国中学生大会が行われる予定でしたが、大雨・長雨で中止となってしまいました。石川県からも参加していたのですが、警戒レベルが下がらず、高速道路は通行止め、電車も運休し、参加者の安全を考えて中止となったようです。参加した先生からは、何処にも出かけられずホテルに缶詰になっていたようです。
最近は、この大雨・長雨の災害やコロナ禍で日常生活に大きな制限がかかっていますね。今まで当たり前だと思っていた事が、当たり前に行えない状況です。
世界をみると、アフガニスタンからアメリカ軍が撤退すると言ったらアフガニスタンの大統領が国外に逃げってしっまたと、今日の新聞では、不安定な情勢からアメリカの輸送機にすし詰め状態で沢山の国から逃げ出す人の写真が載っていました。
いずれにしても、当たり前の日常生活を奪われてしまっています。
日々を過ごしていると、少しぐらいストレスがあるかもしれませんが、我々は、この何気ない日常生活が送れるありがたさを感謝しなければなりませんね。
終戦記念日も終わりましたが、戦後、開祖が満州で過ごした日々も、日常が奪われた日々だったのでしょうね。
今日は少し難しい話になってしまったかもしれません。
*実際に話したことを要約し、少し修正・加筆してあります。