2021-10-21 法話「昇級・昇格考試で考試員は何を評定している?」

2021-10-21 法話「昇級・昇格考試で考試員は何を評定している?」

対象:年長、小学生、中学生、一般

 今度の土曜日に少年4級の昇級試験がありますね!

 今日は、昇級試験に向けての練習を中心に行いますので、皆さんもお付き合いお願いします。

 さて、昇級・昇格考試の時に考試の先生は、何を見ているのでしょうか?

 一つは、中学校の中間、期末テストの様に、習った学科をどれだけ覚えているかを計るために筆記試験(書く試験)を行っていますね。

 二つ目は、習った技がどれだけ出来るかを技術試験で見ていますね。

筆記試験と技術試験で、どれだけ覚えているか?どれだけ技が出来るか?を見ていますが、実はもう一つ見ている物があります。

 三つ目は、拳士としてふさわしいか?を見ています。少年4級なら4級拳士としてふさわしいか?初段なら初段としてふさわしいか?二段、三段となっても同じです。

 試験を受けに来た拳士の立ち振る舞いや、言葉遣い、受験に対しての取り組み姿勢、真剣度など様々な角度から判断しています。拳士としてふさわしく無いと判断したら、学科や技術が良くても注意されるかもしれません。

 これらは、1日や2日で何とかなる物ではありません。日頃の修練をどの様に取り組んでいるか?が重要となります。

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評定:物事の成績・質・価値・等級などを決定すること、または決定した成績のことである。 評価と意味合いが似ているが、評定は「様々な評価を総合して最終的に定めた値踏み」というニュアンスがある。

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