2023-1-21 法話 「半ばは自己の幸せを 半ばは他人(ひと)の幸せを」
少林寺拳法 開祖 宗道臣 先生の言葉です。
自分を大切にすように、他人の事も考えて行動出来るような人間になれるように努力していく。少林寺拳法が目指す人間像を表す言葉です。
「半ばは」と言っていますが、半分だけ頑張れば良いという意味ではありません。
もう一歩踏み込んで考察するなら、自分がうれしい、幸福だと思って行動したことが、そのまま他人(ひと)が喜び幸福となる事に繋がっている。「自分の幸福=他人(ひと)の幸福」である状態にまで高められるかを問われています。
なかなかこの様な境地にはなれないかもしれませんが・・・。