2024-12-21 今年入門した2人の入門式を行いました
少林寺拳法の修業に一緒に取り組んでいきましょう
法話
入門、おめでとうございます
これから、少林寺拳法の修業に一緒に取り組んでいきましょう
入門式の時に、3つの約束してもらっています
一つ目は、「やる時は、やる」です
遊ぶ時は、遊んで良いのですが、練習するときは練習をしっかりと行ってください
作務をするときは、作務をしてください
勉強するときは、勉強する
要するに、けじめをつけて、その時にやらなければならないことに取り組んでください
これは、自分自身のためになります
「やる時は、やる」です
二つ目は、「話を聞くときは、おへそとココロも正中線を合わせる」
このように、前に立ってお話をする人に向けて、カラダ(おへそ)を向け、ココロも向けて、技を行う時の様に相手に正中線を向けてお話を聞いて下さい
三ツ目は、「少林寺拳法の拳士としての心得6つをまもる」です
「脚下照顧、合掌礼、作務、服装、態度、言葉」の6つですね
これらは、道院で、少林寺拳法の修練時は勿論なのですが、学校でも家でも心掛けてくださいね
この三つの約束は、先生と約束した訳ではありません
神様と約束したわけでもありません
これは、自分自身と約束したのです
なので、約束を守るか破るかは、自分次第です
約束を破っても、先生が困るわけでも神様が困るわけでもありません
自分自身が困るのです
自分自身の責任となるのです
但し、人間は弱いので、約束を破ってしまうこともあるかもしれません
そんな時は、「こら〜」と皆さんの代わりに、先生が叱るかもしれません
約束を破っているかもしれないよ!気を付けなさいよ!と
最後に、これは先生の先生が入門式の時に話してくれた言葉を贈って終わりとしたいと思います
それは、入門式表白文の中にありましたが、「小錬せば小成し、大錬せば大成す」です
少ししかしなければ、少ししか成果は得られないかもしれないが、一生懸命に努力すれば、大きな成果となって自分自身に返ってくるかもしれないと言うことです
ほんの小さな積み重ねであっても、何年も経てば大きな差となって現れてきます
36年前は、先生も白帯でした
続けてきたから、この様に皆さんの前でお話をしているのです