30年以上前に現金沢卯辰山道院 加藤善成 道院長に連れられて、金沢卯辰山道院の門を叩いたのが少林寺拳法を始めた切っ掛けです。当時は、現加賀梯道院 安田嘉昌 道院長が、金沢卯辰山道院の道院長をされていました。
4年間修練し、金沢市から実家がある七尾市に帰ることになった頃は、中拳士三段でした。このまま止めてしまうのが悔しくて、週末毎に金沢に通い修練を継続しました。
そして、正拳士四段を允可された後、安田嘉昌先生より、「七尾市で道院を開きなさい」と勧められ、迷いましたが一念発起、能登七尾道院を設立する事になりました。
子供達には、自分に対してのうぬぼれでない自信を付けて欲しいと考えています。
「出来た!」と言う喜び、そこから生まれる小さな自信の積み重ねが大きな自信に結びつくと考えます。
仲間に必要とされる喜び、小さな集団でもいいからリーダーシップをはっきできるようになって欲しいと考えています。少林寺拳法は一つの手段であると考えています。
一般部では、自分自身で課題を見つけ、探求して身につけたことが、本物だと思います。指導者である道院長は、その先導役であると思います。主人公は修練する拳士です。
道院の仲間同士が、修練以外でも、自然とあれこれサポートしあえる道院が理想です。
自分自身がそうだったのですが、「やるぞ!」と決断するのは自分ですが、それをサポートしてくれる人がいないと継続することはできません。当然、家族の理解が無いとできません。感謝しかありません。
それと、指導してくださった先輩や先生方、修練に付き合ってくれた仲間達がいたからこその現在の自分です。
「痛い」「辛い」「怖い」・・・などと イメージする人が多いかもしれません。
しかし、実際は、保育園児から60代まで、男性も女性も、幅広く集っています。それでいて、あまりバラバラな感じも無くて、皆で補いながら、それぞれに合った修練を楽しみながら行っています。
親子で少林寺拳法を習ってみて
始めは子供が習い、送り迎えをしている内に楽しそうだと感じ習い始めました。体力的に不安もあったのですが、道院長から無理せずにゆっくりやれば良いと言われ少しずつ出来るようになってきたのがうれしく、また子供と一緒にすることでお互いに良い刺激となり、少林寺拳法を通じて同じ共通するものがあるので良いコミュニケーションを取れるようになった。
女性拳士として
初めは少林寺拳法を習うことに抵抗もあったが習ってみると楽しくでき、少しずつ身体も動くようになってきたり、決して力ではなく、どんなに大きな人でも護身できるので、習って良かったと今は思っている。