親道院で自分自身の練習を兼ねて、少年部の指導の手伝いをしている内自身でも勇気と自信と行動力のある、優しい思いやりの心をもった子供たちを育ててみたいと思っていたところ、当時の松任市周辺で道院を開設する様に県連盟や親道院長から後押しされたのがキッカケでした。
誰でも、最初は初めてなので出来ないのが当たり前、なので基本的な事をじっくり焦らないで行うこと。もう一つは身体の準備を十分に行うこと。
例えば準備運動ストレッチに20分掛けて体をほぐしてから基本練習を行う様にしています。
又、練習は2人で行うことが基本なのでその中で”半ばは自分のこと、後の半分は相手の事を思いやる事”が出来る自他共楽や礼儀作法を話す様にしています。
拳法の実技をする時は厳しく真剣に、レクリエーション等の行事などは大人も子供も一緒に和気あいあいで楽しく、加賀野拳士のいつでも帰れる場所としての道院つくり。
体育会系の雰囲気はありません。
当道院では、未就学児から高齢者迄老若男女問わず在籍し、和気あいあいとした雰囲気の中修行に励んでいます。
拳士一人一人が「勝ち負けではなく、負けない人間を育てるための修行法である」という事を認識し、自分だけが強くなったり、上手くなろうという考え方ではなく、お互いが協力しあい、成長する為に日々修練を行っています。
又、当道院では拳士同士の親交の為、様々なレクリエーションやイベントなども行っています。
例えば拳法の練習だけではなく、人格形成の修練の場として礼儀作法にもこだわり、思いやりの心と正義感のある優しい人間を育てることを目指しています。
未就学児から高齢者まで老若男女問わず多くの拳士が日々の練習に活気ある気合いを発して励んでいます。
練習はとても厳しいですが、合間の休憩では皆が笑顔で和気あいあいと会話し、メリハリがありとても良い雰囲気です。
練習の始めと終わりでは、道院長が拳士一同に向けて、最近の時事問題から経験談迄様々な話題を話されます。
私たちの道院は自分自身と周りにいる人達の為に、行動できることを目指して修行する場所となっています。